4月29日は「昭和の日」ですが、2025年は「昭和100年」の節目の年にあたります。
そこで、きょうは鹿児島県姶良市にある昭和感満載のレトロ雑貨カフェをのぞいてみました。
ノスタルジックな雰囲気に包まれた店内をご覧ください。
回転式チャンネルのブラウン管テレビに…黒電話。
炊飯器の花柄にも昭和の懐かしさがにじみます。
こちらは姶良市平松にある「古民家カフェとレトロ雑貨 ラビット」。
約築100年の古民家をリフォームしたこの店は、駄菓子屋とカフェが併設されています。
なんといっても目を引くのは、店中に飾られた昭和の香りを醸すレトロ雑貨の数々。
自転車やレコード、ジュースの空きビンに至るまで、店主が趣味で30年以上にわたって集めた品々は今では数えきれないほどになりました。
訪れた人は子ども時代の思い出がよみがえったようです。
訪れた客
「『スプライト』のびんが思い出深いです」
「『買いに行ってこい』と言われて(自販機から)ドーンと出てくる」
「ばあちゃん家にあったよコレ」
「今もないけ?」「あるかな~?」
「もうどこにもないですね」
「子どもの頃に欲しかったんですよコレ」
「家の造りといい、小物も昭和ですよね」
「ばあちゃんが元気だった頃とか思い出します」
「懐かしいあの頃に戻りたいという気持ちがよみがえってくる」
古民家カフェとレトロ雑貨「ラビット」・今村樹里さん
「日本の文化というか、私たちが経験した小さい頃の駄菓子屋さんやレトロな昭和の雰囲気を再現したかった」
「若い人も(昭和を)知らないがレトロポップなデザインを好んでもらえる。昭和の時代を思い出してその生活に戻ることもあるのでは。この店を続けていけたらいい」
昭和100年の2025年、レトロ雑貨であの頃の思い出に浸ってみるのはいかがでしょうか。