TOKYO強靭化プロジェクトとは東京を災害に強い都市にするもので、立川の場合、災害時に東京西部地域の災害対応の核となる立川広域防災基地へのアクセス向上が急務となっている。
その1つが立川東大和線の整備だ。
立川東大和線は、日野バイパスから立川市を経由して青梅街道に至る延長約9.2キロの路線だ。
このうち都道145号線から多摩都市モノレール泉体育館駅付近までの約2.5キロ区間を整備するため、用地取得などの事業が進められている。
事業が進められている区間周辺では、立川駅北口付近や立川通りなどで、慢性的な渋滞が発生しており、開通すれば、一日最大2万8600台の交通量が予測されるなど、周辺道路の渋滞緩和が見込まれている。
また、JR南武線が立川東大和線をはじめとする都市計画道路と5か所で交差するほか、21か所の踏切があることから、JR南武線の連続立体交差化とあわせて、立川東大和線のうちJR南武線との交差部付近の都市計画手続きも着手されている。
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