バレーボールのVリーグで優勝を果たしたフラーゴラッド鹿児島。
27日、ホームタウンの鹿児島県日置市で優勝記念パレードとファン感謝祭が行われ、多くのファンが集まりました。
27日午前9時。
日置市役所の裏に設置されたテントには、長蛇の列ができていました。
選手たちが売っているのは・・・
優勝記念グッズです。
訪れたファン
「着ますよ、普段に(笑)」
日置市を拠点に活動するバレーボールチームフラーゴラッド鹿児島。
今シーズンから新たにスタートしたVリーグでは、プレーオフを勝ち上がり、見事、初代王者に輝きました。
27日は優勝を記念して、日置警察署から日置市役所までの約500メートルで優勝パレードが行われました。
集まったファンは約1800人。
青空の下、沿道は拍手と歓声に包まれ、お祝いムード一色となりました。
訪れたファン
「すごくうれしい」
「最高です」
「フラゴラ、ありがとう!」
日置市役所に到着すると、待っていたのは薩摩日置鉄砲隊。
鉄砲を打ち鳴らし、優勝を祝いました。
この後、ファン感謝祭が開かれ、事前に募ったファンからの質問に、選手たちが答えていきます。
中には、こんな質問も。
ファンからの質問
「この選手のこのプレーは感動した、しびれた話を聞きたい」
この質問にセッター山本選手は。
セッター・山本悠平選手
「(プレーオフ)セミファイナルの最後の古井選手のブロック」
プレーオフ準決勝で最後のポイントを奪った古井選手のこのブロック。
決勝進出を決める大きなプレーとなりました。
今シーズン、Vリーグの頂点に立った18人の選手たち。
中には新たなスタートを切る選手もいます。
5人の選手がチームを離れることが発表されました。
今シーズン加入し、プレーオフではMVPの活躍でチームを優勝に導いた笠利真吾選手も1年での退団となります。
今シーズン限りで退団・笠利真吾選手
「鹿児島に来てくれてありがとうという言葉をかけてもらったときに、本当に、心からここに来て良かったと思った。これから大きくなっていくフラーゴラッド鹿児島の歴史の1ページに自分も加われてうれしく思う。試合を重ねていくごとにみんなで作り上げて強くなっていくのが印象的なチームだった。感謝の気持ちでいっぱい」
キャプテン・長友優磨選手
「18人全員で優勝という目標を達成できて良かった。(ファンには)応援に来てくださってありがとうございますという言葉と、皆さん大好きですと伝えたい」
訪れたファン
「楽しかった。色々な話を聞けたので」
「これからも日置市や鹿児島県全体を盛り上げていってほしい」
発足から4年。急成長を遂げ、地域からも愛されるチームになったフラーゴラッド。
感謝の気持ちを胸に、さらなる飛躍を誓います。