栃木県の東北道で乗用車が逆走し3人が死亡した事故で、現場には目立ったブレーキ痕はなく、逆走車は速度を落とさず正面衝突した可能性があることが分かりました。
26日夜、那須塩原市の東北道上りで、乗用車が逆走して当て逃げしたほか、さらに車と正面衝突し、逆走車を運転していた前原勇太さん(42)と衝突された車の平岡勝利さん(56)が死亡しました。
このほか、この事故の影響で渋滞中だった車の列にトラックが突っ込み、1人が死亡しました。
警察のその後の調べで、逆走車は追い越し車線で正面衝突したほか、現場に目立ったブレーキ痕がなかったことがわかりました。
警察は逆走車が速度を落とさず乗用車に正面衝突した可能性があるとみて、逆走した詳しい経緯を調べています。