栃木県の東北道上りで乗用車が逆走し3人が死亡した事故で、車が少なくとも3キロに渡って逆走したとみられることがわかりました。
4月26日夜10時ごろ、那須塩原市の東北道上りで乗用車が逆走して車に接触した後、別の車と正面衝突しました。
この事故で、逆走車の運転手の男性と衝突された車を運転していた男性が死亡しました。
また、この事故の影響で渋滞していた車の列にトラックが突っ込み、追突された車に乗っていた女性も死亡しました。
逆走車と接触した車の運転手は、「突然車が現れて、私もハンドルを右に切ったけど間に合わなくて接触した」と話しています。
その後の取材で、逆走車は、最初に警察に通報があった地点から正面衝突するまで少なくとも3キロにわたって逆走したとみられることがわかりました。
一連の事故では11台の車が絡んでいて、十数人のけが人が出ています。