21日に死去したローマ教皇フランシスコの葬儀が、日本時間26日午後5時過ぎからバチカンで始まりました。
現地から、 FNNパリ支局・原佑輔記者が中継でお伝えします。
葬儀はサンピエトロ広場で始まりました。
ヨーロッパだけでなく、アジアやアフリカなど世界中から多くの人が駆けつけています。
会場には、アメリカのトランプ大統領やウクライナのゼレンスキー大統領、フランスのマクロン大統領など名だたる首脳が顔をそろえ、葬儀は厳かな雰囲気で執り行われています。
教皇は肺炎などの治療のため2月から1カ月あまり入院し、その後も療養を続けていました。
亡くなる前日の20日にも、この広場でウクライナを巡る情勢についてメッセージを発表し、「関係するすべての人が公正で持続可能な平和に向けた努力を続けてほしい」と呼びかけていました。
リベラルな立場で知られ、2013年の就任以降、平和を求め続けた教皇の思いは、この場に集まった首脳らに届くのか、いま世界が注目しています。