東京都教育委員会がモンスターペアレンツへの対応マニュアルを策定します。
東京都では4月からカスタマーハラスメント、いわゆる「カスハラ」防止条例が施行され、都教育委員会でも保護者から学校への過度なハラスメントについて対策に乗り出すことを決めました。
学校現場では、教員らに暴言をはいたり高圧的な態度をとるいわゆる「モンスターペアレンツ」と呼ばれる保護者がいるなど教員がハラスメントの被害にあうケースが問題視されてきました。
都教委は、5月に有識者会議を設置し、被害に遭った際の学校側の対処方法や教職員のケアについて議論して、年内にも対応策をまとめる方針です。
都教委は、「地域・保護者との良好な関係を築き、教員が安心して働ける環境をつくっていきたい」と話しています。