「平壌の誇り」と宣伝していた高層マンションに崩壊の恐れが出ています。
アメリカ政府系メディア「ラジオ・フリー・アジア」は24日、北朝鮮の平壌中心部にある53階建てのマンションに崩壊の恐れがあると報じました。
このマンションは、北朝鮮の金正恩総書記が建設を命じたとされる高層マンションで、2015年に完成し、核やミサイルを開発する科学者などが住んでいるとされています。
住民の話として「2~3年前から壁の隅々にひびが入り、セメントやタイルが落ちてマンションが崩れるのではないかという不安が広がっている」と伝えています。
住民からの苦情に対し、北朝鮮当局は「まだ対策がない」と答えているということです。
完成当時、北朝鮮当局は「平壌の誇り」と宣伝していました。