ジェットスタージャパンの客室乗務員らが休憩時間のない勤務命令の禁止などを求めた裁判で、東京地裁は会社側に賠償と休憩を与えるよう命じる判決を言い渡しました。
この裁判は、ジェットスタージャパンの客室乗務員ら35人が、法律で定められた休憩時間が与えられていないなどと主張し、休憩時間が確保されていない勤務命令の禁止などを求めているものです。
東京地裁は22日の判決で、ジェットスター側に「安全配慮義務に違反する」として、賠償と休憩時間を与えることを命じました。
原告・木本薫子さん:
会社には真摯にこの判決を受けていただいて、労使関係の改善、それから現場の声を聞いて改善をする、まずそこが一番大事だと思います。
原告側の弁護士によりますと、客室乗務員の休憩時間を巡る司法判断は初めてだということです。