石破首相は18日、アメリカの関税措置を巡る交渉を終えて帰国した赤沢経済再生相と会談し、詳細な報告を受けた。
石破首相は、ワシントンから同日に帰国した赤沢経済再生相と面会後、記者団の取材に応じ、「協議の結果について詳細な報告を受けた」と説明した。
石破首相は、「具体的な内容については今後の交渉にも関わるので詳らかにはできない」としつつ、「幅広い論点について率直かつ建設的な協議が行われたということだった。次につながる成果となったということを感じた」と改めて述べた。
その上で、今後の交渉の方針について「今回の協議で一致した通り、次回の閣僚協議を今月中にも実施する方向で日程調整をしている」とした上で、「次回の協議で具体的な前進が得られるよう、政府部内の検討、調整を進めるように私から指示を出した」と明かした。
また、「国内対策についても資金繰り対策党、必要な対策に万全を期したい」と強調した。