SBIホールディングスの北尾会長兼社長は午後1時半から都内で会見を行った。
フジテレビの親会社のフジ・メディア・ホールディングスの改革に向けた事業構想として、メディア・IT・金融の融合戦略について説明。
北尾氏は、「第三者委員会の報告書を見て、これではもうフジメディアグループがガタガタになるだろうなと。なんとかしないといけない」などと述べた上で、「いよいよ本格的に動くことを決意した」と話した。
さらに「新たなメディア環境が当然誕生している。そのメディア環境の中で、金融事業とITとを一体化させていくというのが僕の構想」とし、「我々の事業とも関連付けることも考えていく」と強調した。
北尾氏は、アメリカの投資ファンド、ダルトン・インベストメンツが提案したフジ・メディア・ホールディングスの株主総会に向けた新たな取締役候補のひとりとして名前があがっている。