アメリカのタイム誌の「世界で最も影響力のある100人」にトランプ大統領やイーロン・マスク氏が選ばれました。
タイム誌は16日、「世界で最も影響力のある100人」を発表し、アメリカからはトランプ大統領らが選出されました。
トランプ大統領については、政権復帰後に実施した職員の解雇や関税政策などを批判した上で、「これほどアメリカ政府を力ずくでコントロールした現代の大統領はいない」と紹介しています。
また、「残りの任期は、彼がどれだけ国を、そして世界を崩壊寸前まで折り曲げられるか、示すことになるだろう」と警告しています。
また、トランプ大統領のもとでDOGE(政府効率化省)を率いるイーロン・マスク氏も選ばれていて、タイム誌は、マスク氏の熱狂的なエネルギーを「悪魔モード」と表現した上で、そのエネルギーが電気自動車の革新やロケット事業など数々の偉業につながったと評価しました。
しかし、現政権下の役割にも触れ「マスク氏の『悪魔モード』は生み出したものよりもはるかに多くのものを破壊した。それが問題だ」と批判しています。