JR宗谷線で盛り土が崩落し列車が脱線した事故で、排水管の詰まりが原因となった可能性があることが分かりました。

 クレーンで脱線した車両を線路に戻す作業が行われています。

 4月8日、JR宗谷線で盛り土が崩落し普通列車が脱線した事故。

 雪解け水で地盤が緩んだためとみられていますが、線路下に設置された排水管に木や石が詰まり、山側の水を排水できなかったことが原因となった可能性があることが分かりました。

 排水管は直径60センチ長さ17メートルで、現場付近にあった6本のうち1本が詰まり山側に水がたまっていたということです。

 JR北海道は、水をポンプでくみ上げるなどして復旧作業を進めていますが、運行再開は26日以降となる見通しです。

北海道文化放送
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