義務教育を受けられなかった人などを対象にした、三重県初の県立の「夜間中学」が津市に開校し、2025年4月15日、開校式が開かれました。
開校式が行われたのは、津市のみえ夢学園高校の敷地内に新設された、県内初の県立夜間中学「みえ四葉ヶ咲中学校」です。
10代から80代の男女70人が入学し、義務教育を受けられなかった人のほか、不登校などの理由で学校に通うことができていない現役の中学生も対象となっています。
新入生代表:
「生まれてから26歳までの26年間、学校というものに通ったことがありませんでした。これからの学習や、部活や遠足、他の生徒さんたちとの交流にも積極的に参加していきたい」
授業は午後3時20分から週5日行われ、すべての過程を修了すれば中学校卒業の資格を得ることができます。