住宅の玄関に設置された防犯カメラが捉えたのは、配達員によるまさかの行動でした。

配達員は、置き配が指定されていた荷物を道路から玄関の前まで放り投げたのです。

荷物を注文した石川県に住む男性は「置き配予定の品物が、玄関に向かって投げつけられていた。まず信じられないっていうのが第一印象です。あの投げ方を見ると慣れていて、当たり前のようにやっていたので常習かなと感じる。もう怒りしかないですよね」と話します。

当時、男性は2階にいましたが、玄関から「ドン」という大きな音が聞こえたため防犯カメラの映像を確認したところ、配達員が荷物を放り投げる様子が記録されていました。

男性が注文したのは電動シェーバーで、外箱を確認すると、少し破損していたといいます。

石川県に住む男性:
かなりの高さから放り投げられていたので、何らかの衝撃が加わっている。(シェーバーは)一応動きはしましたが、乱暴に扱われた商品なので、今後故障とかあるかもしれないと不安を抱きながら今朝は使用した。

男性が商品を購入した販売サイトのカスタマーセンターに問い合わせると謝罪の言葉があり、「配達員に厳しく指導する」と話したといいます。

石川県に住む男性:
もし常習的にやっているのであれば、それなりの謝罪をしていただきたい。

男性はこれまで、再配達を増やさないためできるだけ置き配を指定していましたが、こうした事態があれば、対面での配達などを選択せざるを得ないと話しています。