最先端の歯周病の治療機器について理解を深めてもらおうと、地域住民を対象にした説明会が4月9日に岩手県矢巾町の歯科医院で開かれました。
矢巾町の歯科医院「エストエストデンタルケア」では、9日、最先端の歯周病の治療機器「ブルーラジカルP-01」の説明会を開催しました。
東北大学発のベンチャー企業が開発したこの治療機器は、青色の特殊なレーザーが細菌の集合体の内部まで届くことで歯周病菌を99%以上殺菌することができるといいます。
施術が短時間で、外科手術も不要のため患者への負担が軽減されるということです。
9日は模型を使った治療の実演も行われ、参加者はその効果について理解を深めていました。
参加した住民は「最先端の技術でしょうから、積極的にやった方が自分のためにもなる」と話していました。
エストエストデンタルケア 大森巧院長
「色々な患者に(治療を)受けてほしくて説明会を開催した。今後、うちの医院だけでなく他の医院からも歯周病について発信できれば」
この医院では今後、開発チームを招いた説明会も検討しているということです。