観光客が増えるゴールデンウィークにあわせ、4月30日に岩手県大船渡市で旅客船の運航などを行う業者に対し海上保安庁が安全指導を行いました。

30日は釜石海上保安部の職員3人が大船渡市の碁石海岸で、船を運航・管理する「碁石海岸遊覧船組合」に対し設備の点検や安全指導を行いました。

点検では乗船客が乗り込む際、安全が確保されているかや運航に必要な書類がそろっているかなどを確認していました。

また救命胴衣の設置状況を確認したうえで、乗船客に救命胴衣を着用させる流れを指導していました。

釜石海上保安部によりますと、今回「碁石海岸遊覧船組合」では十分な整備や点検を行っていることが確認できたということです。

釜石海上保安部 美野重和交通課長
「発航前点検や最新の気象海象の情報を入手して安全第一に運航していただきたい」

釜石海上保安部では事故の増えるゴールデンウィークを重点期間として水難事故の防止を呼びかけています。

岩手めんこいテレビ
岩手めんこいテレビ

岩手の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。