岩手・花巻東高校野球部のグラウンドが新しく生まれ変わり、4月9日に完成を祝う式典が開かれました。県内の高校では初めてとなる全面人工芝の球場です。
花巻東高校の野球場は2024年9月からの改修工事が終わり、高校の野球部としては県内で初となる全面人工芝の球場として生まれ変わりました。
9日は野球部員や学校関係者など200人ほどが出席して式典が行われ、花巻市の上田東一市長がマウンドに立ち、ボールを投げて完成を祝いました。
新しい球場は、事業費が約2億1700万円で費用の半分を花巻市が負担しました。
水はけの良い人工芝に変えたことで雨や雪の影響を受けにくく、年間で50日ほど屋外での練習が増える見込みです。
花巻東高校 硬式野球部 中村耕太朗主将
「花巻東高校として目指している『岩手から日本一』というのを、人工芝グラウンドでの練習を通して必ず達成できるように取り組んでいく」
選手たちはさっそく9日から夏の大会に向けて、人工芝のグラウンドでの練習を始めたということです。