この春入社した新入社員を対象としたセミナーが9日、福井市内で行われました。参加者らは、印象力を高めるポイントや敬語の使い方など社会人としての基礎や心得を学びました。
このセミナーは、福井銀行と福邦銀行が取引先企業の人材育成ニーズに応えようと、入社したばかりの社員を対象に開いたもので、今回で5回目です。オンラインを含め福井県内の企業を中心に95社の新入社員約300人が参加しました。
セミナーの講師が印象力を高めるポイントとして挙げたのは「笑顔」。表情筋を大きく動かすために「ウ・キ・ウ・キ」と声を出しながら、笑顔を作るトレーニングをしました。
また、メリハリのあるお辞儀は信頼感や安心感を与えることや、敬語や気遣いある言葉遣いなどを学んでいました。
参加者は「挨拶が大事だと改めて分かった。ハウスメーカーに就職したが知識が全然ないので謙虚な姿勢で学んでいきたい」「敬語が大事。覚えることが多くてパニックになりそうだけど、一歩一歩進んでいきたい」と話していました。
社会人としての常識がいかに大事かを学んだフレッシュマンたち。それぞれの会社に戻り、いよいよ社会での第一歩を歩み始めます。