魚津市の魚津漁業協同組合が大手醤油メーカーとタッグを組み、新たにほたるいかの醤油漬けを開発しました。
これは地元漁業の魅力発信につながる商品展開に向け、立ち上げた「魚津丸ブランド」の第一弾として開発されたものです。
新商品「ほたるいか黄金醤油漬け」は、キッコーマンが開発した特製の醤油にホタルイカを漬けたものです。
かつお節や昆布のだしを使い、従来のものより塩分を抑えたことで、女性や子どもも食べやすく醤油の色でホタルイカが「黄金色」に見えることから商品名が決まりました。
*魚津漁業協同組合 濱住博之組合長
「『ホタルイカの醤油漬け』は酒のつまみ、珍味だが、おかずとして食べられる商品を作ろうと」
*魚津丸食堂 竹内直樹店長
「しょうゆベースで、かつお節や昆布からとっただしを使用。非常に食べやすくまろやか」
世界的な和食ブームに注目し組合では、当初海外への輸出用商品として開発しましたが、今月発表されたトランプ関税による影響で、いまのところ、輸出の目途は立っていないとしています。
*魚津漁業協同組合 濱住博之組合長
「国内にもう一度目を向けて、消費の拡大をしていきたい」
「ほたるいか黄金醤油漬け」は、来週14日から「魚津丸食堂」と「魚津丸キッチン」にて販売される予定です。