任期満了に伴う秋田県知事選挙は6日に投開票が行われ、元県議会議員の鈴木健太氏が初当選を果たしました。16年ぶりの県の新しいリーダーが誕生です。

秋田県知事選の開票結果は、県議会議員を辞職して挑んだ鈴木健太氏(49)が27万3270票を獲得。次点の猿田和三氏(62)に8万3000票余りの差をつけ、初当選を果たしました。

鈴木健太氏:
「きょうが一つの大きなゴールだが、さらに大きな秋田県のスタートの日だと思う。皆さんの期待に応えるべく、きょうから心を新たにして、新しい時代の新しい秋田を皆さんと共につくっていくことを誓う」

鈴木氏は神戸市出身の49歳。2015年に県議選秋田市選挙区で初当選。3期目の途中で辞職し、知事選に挑みました。

選挙戦では、現在の県政からの刷新を掲げ、人口減少対策の充実などを訴えました。

一方、元副知事の猿田和三氏と秋田市の大久保範夫氏は及びませんでした。

猿田和三氏:
「この選挙戦を戦った互いの立場を尊重しながら、一つになって秋田県政を進めて行っていただければと思う。私も県民の1人として微力でありますが支えて、私のできることをしっかりと行っていきたい」

大久保範夫氏:
「疲れた。疲れたのが第一。倒れる二歩くらい手前」

なお、最終投票率は59.59%で、過去最低となった前回から3.03ポイント上昇しました。

秋田テレビ
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