イランの国会議員で外相を務めたモッタキ氏が24日、FNNの単独インタビューに応じ、「ライシ大統領の事故死による国内での混乱は起きていない」と述べ、一部で流れている政情不安説を否定した。
イラン・モッタキ元外相「悲しい事故は悪天候で起きた。わが国では歴史上、こういう事件や事故が起きるたびに結束が強くなる」
モッタキ元外相は、ライシ大統領のヘリ墜落事故について、機体の保守点検不足が原因とした一部報道を否定し、天候が原因だったと強調した。
そのうえで、ライシ大統領の死で「イランはより団結する、国内の混乱は起きない」と述べた。
このほか日本に対し、中東などへの人道支援で影響力を発揮してほしいと要望した。