ウクライナ東部ハルキウ州にロシア軍が国境を越えて侵入し、ロシア国防省は、これまでに5つの集落を制圧したと発表した。
ロシア軍は、10日からハルキウ州に侵入し攻撃を強めている。
ロシア国防省が制圧したと発表した5つの集落は、いずれもウクライナとロシアの国境沿いで、地元州知事によると、これまでに30の集落が攻撃を受け4人が死亡、5人が負傷した。
また、2500人以上の住民が避難したとしている。
ロシア軍は、国境地帯を制圧することで、ウクライナ軍から定期的に攻撃を受けるロシア西部ベルゴロド州を防衛する狙いがあるとみられる。