晴れ間が広がった富山県内は日差しと共に気温が上がり、富山市では気温が30度を超え、今年初めての真夏日を記録しました。

この真夏を思わせる暑さに魚津市では、しんきろうが現れています。
しんきろうは富山湾の春の風物詩とされ、冷たい空気の上に暖かい空気が流れ込み、密度の違う空気の層で光が屈折して実際の風景が伸びあがったり反転して見える現象です。

しんきろうは午前8時ごろから出現し、魚津市の海岸から対岸の黒部市生地鼻灯台付近の景色が伸びるなどの肉眼でもはっきりと確認されました。

5日の気温は午前11時までに魚津で27.7度、富山で31.3度などと今年一番の暑さになっており、まだ体が暑さに慣れていないこの時期、熱中症には十分な注意が必要となっています。

富山テレビ
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