数年前からブームを呼んでいるサウナの経営にIT企業が参入しました。
完全個室で非対面型のプライベートサウナ。
新しい運営形態で挑む新規参入で、業界に新風を巻き起こせるのでしょうか。

先週、富山駅前にオープンしたのが完全個室のプライベートサウナ、「IMMERSIVESAUNA」です。

このサウナの最大の特徴は、無人の受付。
利用客がスマホを使ってチェックインをする非接触・非対面型となっています。

水風呂や休憩エリアなど、それぞれ広さが違う3つの個室を設け、料金は2時間で1万3千円から3万3千円です。

このサウナをオープンしたのは富山市のIT企業、エーティーワークスです。

*リポート
「実はこのサウナ施設の入退店管理システムは、エーティーワークスが開発したもの。予約も入店もスマートフォンひとつで可能です」

もともとはオフィスなどの入退室を管理する目的で開発したこのシステム。
それを「無人運営」に応用し、近年根強い人気があるサウナ業界に進出しました。

*エーティーワークス 高瀬由照社長
「入退室管理のiDoorsというサービスを自社でやっていて、コロナ禍を経て、無人店舗の導入が増え、自社製品の品質向上を図るため店舗運営することを決めた」

サウナを個室にすることで無人運営を可能にし、交通アクセスのよい富山駅周辺で県外からの利用客も呼び込みたい考えです。

*エーティーワークス 高瀬由照社長
「駅前3分というところにあるので、食事の前後や買い物の間に何かのついでに立ち寄ってもらえたら」

富山テレビ
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