先週、新上五島町で住宅2棟が全焼し、この家に住んでいた男性の遺体が見つかりました。

警察は現場から油成分が検出されていて、男性が放火をした可能性が高いとみて捜査を進めています。

警察によりますと、死亡したのは新上五島町青方郷の無職 竹山茂雄さん(81)です。

4月25日午前3時45分ごろ、竹山さんが暮らす長屋と隣接する住宅で火事が発生し、その後、2棟が全焼しました。

火事のあと竹山さんは長屋の1階で見つかり、司法解剖の結果、焼死だったということです。

目立った外傷は確認されていません。

警察は26日から2日にわたり実況見分を行い、現場で油の成分を見つけたということです。

また全焼した2棟には竹山さんのほか親族4人が住んでいて、火災の前にトラブルがあったことも分かっています。

警察は関係者の目撃情報や現場近くの防犯カメラの映像などから、竹山さんが放火をした可能性が高いとみて慎重に捜査を進めています。

テレビ長崎
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