3月24日に岩手県山田町で66歳の男性が殴られ死亡した事件の続報です。

警察は当初傷害容疑で逮捕した70歳の兄を28日に殺人容疑で再逮捕し、29日に送検しました。

殺人容疑で再逮捕・送検されたのは、山田町織笠の無職・篠澤光正容疑者(70)です。

警察によりますと、篠澤容疑者は3月24日午後7時半ごろ、自宅の敷地内で同居する弟(当時66)の首を両手で絞めて殺害した疑いが持たれています。

篠澤容疑者について警察は当初身元不明の男性の顔を殴りけがをさせたとして現行犯逮捕していましたが、その後男性の身元が弟と確認されるとともに、司法解剖の結果首の圧迫によって窒息死したと判明しました。
殺人の疑いが強まったため28日に再逮捕に至ったということです。

近所の人
「悲しい。考えられない。けんかだとしてもそこまでやると思わなかった」

篠澤容疑者は傷害の容疑を認めていた一方、殺人の容疑は否認していて、警察が事件のいきさつを調べています。

岩手めんこいテレビ
岩手めんこいテレビ

岩手の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。