富山大学は29日、職員2人をそれぞれ懲戒処分したと発表しました。

懲戒処分を受けたのは富山大学事務局の事務職員と富山大学附属病院の看護師の2人です。

事務職員は業務上関わりのある教員を長時間拘束し、暴言を吐くなどの行為をおよそ1年にわたり続けたほか、勤務する室内で備品を壊し周囲に恐怖を与えるなどのパワハラ行為があったということです。

また、看護師は12年10カ月にわたって転居を届け出ず、通勤手当を42万円あまり多く受け取っていました。
不正が発覚した後、看護師は多く受け取った手当全額を大学に返金したということです。

富山大学は事務職員と看護師をいずれもけん責処分とし、「法令遵守やハラスメント防止について周知徹底し、再発防止に努める」とコメントしています。

富山テレビ
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