さらなる巨大化を遂げた、日本一大きいショッピングモール。
あまりの広さに、来場客からはこんな声が聞こえてきた。

買い物客「結構歩きますね、マジで。広くなると歩くのが大変」

埼玉・越谷市にあるイオンレイクタウンでは、リニューアルオープンとなった29日、朝から100人を超える客で長い列ができていた。

開業以来、最大規模となった今回のリニューアル。
もともと大きかったアウトレットエリアの3割ほどにあたる約9000平方メートルを増加した。

広いフロアで、ひときわ目を引いたのは、モニター映る大谷翔平選手。
大谷選手が広告塔となっているドイツの高級ファッションブランド「BOSS」も、お得なアウトレット価格で販売されている。

フロアには、昨今のランニングブームの影響もあって、スポーツブランドがずらりと並ぶ。

多彩なフレーバーが楽しめる日本初となる柿の種専門店など、今回、新たに34店舗が加わった。

広大なショッピングモールは、大きな買い物袋を持った客であふれかえった。

買い物客「前より全然デカくなった。だいぶ安かった。給料日が先週だったのに、もうお金がない。困っちゃう...」

これまでも「イオンレイクタウン」は、店舗面積が18万3000平方メートルと日本一の広さだったが、今回のリニューアルでさらに巨大化。
2位以下を大きく突き放し、「日本一広いショッピングモール」という称号を確固たるものとした。

しかし、広すぎる館内では迷っている人の姿も。
さらに休憩スペースでは、多くの人が歩き疲れて、ヘトヘトの状態でベンチに腰掛けていた。

買い物客「もう疲れちゃって...座らないと足が疲れちゃう。(足はパンパン?)はい、もう疲れました」、「結構疲れました。(きょうは)一部しか行けませんでした」、「日本でトップレベルの広さなので、ここで歩くと運動になる」

巨大化するショッピングモール。
イオンレイクタウンは「さらなるパワーアップに期待してください」としている。