富山と石川でしか生息が確認されていないホクリクサンショウウオの産卵が、今年も富山市のねいの里で確認されました。

「ホクリクサンショウオ」は環境省のレッドリスト、絶滅危惧種に指定されている希少動物で、繁殖地となっているねいの里では、2月に今年初めての産卵が確認されました。

そして3月22日に卵を確認したところ、卵嚢の数は過去最多となる134対確認されたということです。
(去年104対)

ホクリクサンショウウオは、1匹につき1つの卵嚢を産むことから、ねいの里に生息しているメスのホクリクサンショウウオは、少なくとも134匹まで増えたとみられています。

卵は、およそ1カ月で孵化するとのことです。

*ねいの里管理人 池松光春さん
「水辺の環境を、去年1年かけてよくしたことが増えた要因の一つ。生態自体がよくわからないので、実際増えているかを、今後見ていこうと思う」

富山テレビ
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