新年度に向けて入学・卒業や転勤など異動が多くなるこの時期、大混雑するのが市役所の窓口です。
しかし、鹿児島市役所では、３月から新しいシステム“書かない窓口”を導入したことで待ち時間が約半分に抑えられています。
野平美奈子記者
「この年度末の移動の時期、市役所の窓口はたいへん混雑していて、２８日の待ち時間は４０分となっています」
鹿児島市役所と谷山支所では、年度末の繁忙期に合わせて、窓口の受付時間を延長しています。
平日は午後７時まで、土日も午前８時半から午後５時１５分まで対応しています。
３月２５日の転出入、転居の手続き数は約４００件で、この数は閑散期の８倍近くにもなります。
しかし、３月から申請書に記入する必要なく、全てシステム上で手続きする“書かない窓口”を導入したことで、待ち時間は例年の半分ほどに短くなっているということです。
市民課では例年の傾向から次の月曜日の４月１日が最も混雑すると予想していて、１日以外の来庁を勧めています。
