日々の生活に癒やしを与えてくれる大切な家族の一員、ペット。

室内飼いが増えている中、思わぬ事故も起きている。

家で留守番している犬。
ほかには誰もいない中、しばらくおもちゃで遊び、台所へ。

するとガスコンロの上にエサがあるのを見つけ、2本足で立って近づき、スイッチを押してしまう。
そして、コンロの火が近くの物に燃え移り、火事になってしまった。

NITE（製品評価技術基盤機構）によると、2022年までの10年間で、ペットによる事故は61件発生。
そのうち9割が、火災につながっている。

猫の場合、流し台の上を歩き回り、IHクッキングヒーターの電源をオン。

また、タオルを落とし、電気ストーブに接触し火事になることも。

小動物などのペットも例外ではない。
電源コードをかじってしまうことで、発火する危険がある。

ペットによる火災を防ぐために大切なことは、日ごろからコンロの周りを整理整頓、出かける際には元栓を閉めること、使用しない電気製品はプラグを抜いて行動範囲の外に保管することなども必要。