はしかの感染を防ぐワクチン接種率が全国で最も低い県内の接種率を高めるために医師たちが27日意見を交わしました。

麻しんウイルスに感染することで引き起こされる「はしか」は、体中に発疹が広がり高熱が出る病気でインフルエンザよりも強い感染力が特徴です。

予防するためのワクチンは小学校に入るまでに2回接種する必要がありますが、県内の接種率は全国ワーストとなっています。
一回目89.1% 二回目85.7%(令和4年度)

27日県内の病院や保健所で働く医師などおよそ30人が集まり、今年に入って国内で20人の患者が確認されていることや乳幼児が感染すると命に関わる恐れがあるはしか予防の重要性などについて意見を交わしました。

ぐしこどもクリニック具志一男医師「(県内で今)合計で3000人くらいの方が感染し発病してしまう可能性がある何千人もかかってしまうと(定期接種)前の子たちがたくさんかかって亡くなってしまう、そこが問題だということです」

流行を防ぐためにも母子手帳などからはしかの予防接種の有無を改めて確認するよう呼びかけています。

沖縄テレビ
沖縄テレビ

沖縄の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。