土地の取引価格の指標となる地価が公示されました。

住宅地、商業地ともに下落していて、鹿児島県全体では32年連続の下落です。

国土交通省に設置される土地鑑定委員会は、毎年1月1日時点の全国の地価を公示しています。

鹿児島県内では291地点が対象となっていて、2023年と比較した平均変動率は県全体でマイナス0.7%と32年連続で下落しました。

その一方、鹿児島市では住宅地、商業地ともに3年連続で平均変動率は上昇しています。

JR鹿児島中央駅周辺での再開発などが要因とみられています。

県内で最も地価が高かったのは、住宅地では鹿児島市西田2丁目16番27で、1平方メートルあたり26万4000円でした。

JR鹿児島中央駅西口周辺で、AMUWEを含む「JR鹿児島中央ビル」の開業や、分譲マンションの建設などインフラ整備が進んだことが要因とみられています。

また、商業地では鹿児島市東千石町13番34の1平方メートルあたり115万円がもっとも高く、新型コロナの5類移行で人流が増加傾向にあることが要因とみられるということです。

鹿児島テレビ
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