少雨の影響で県内のダムの貯水率が低下していることを受け国や県、市町村などで構成する沖縄渇水対策連絡協議会は夜間断水など貯水率の状況に合せた対策案を27日、公表しました。

県内11のダムの貯水率は27日午前0時の時点で43%で平年値を32.3ポイント下回り過去10年で最低となっています。

国や県、市町村で構成する沖縄渇水対策連絡協議会はきょう、貯水率の状況に合わせ関係機関ごとの対策をまとめたタイムラインを公表しました。

貯水率が35%を切った段階で夜間に8時間の給水制限に向け市町村などと協議し20%を下回れば断水に踏み切ります。

貯水率15%を下回った場合には1日おきに給水制限を行うとしています。

▽沖縄渇水対策連絡協議会 松下一樹幹事長:
「ダムの水が少なくなっていって給水制限に入りますそれがいつ頃はいるのかどういった対応を役所が取るのかという事をみんなである程度共有していなければなかなか対応も取れない」

沖縄渇水対策連絡協議会は「工業用水や農業用水に比べて県民が使用する水道水の割合が大きいので節水を心がけてほしい」と呼びかけています。

沖縄テレビ
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