小林製薬の「紅麹」をめぐる問題です。長野県内でもサプリメントを摂取していた1人が腎疾患の症状を訴え入院していたことが分かりました。県は摂取した人で体調不良を感じる場合は医療機関か保健所に相談してほしいと呼びかけています。
小林製薬の紅麹原料が入ったサプリメントを摂取した人から相次いで腎疾患などの症状が出た問題。
これまでに100人以上が入院し、2人の死亡が確認されています。
県内でも1人が健康被害を訴え入院していたことが分かりました。
県によりますと、25日、医療機関から報告があり、調べたところ問題のサプリメントを摂取していました。
26日夜、疑わしい事例として厚生労働省に報告したということです。
腎疾患の症状がありますが命に別状はないということです。
県は問題のサプリメントを購入した人は直ちに摂取するのをやめ、体調不良を感じる場合は医療機関を受診するか、最寄りの保健所に相談してほしいと呼びかけています。