岩手県盛岡市は3月8日、盛岡市内の2つの教育・保育施設で感染性胃腸炎が集団発生したと発表した。
2つの施設あわせて44人が嘔吐や下痢等の症状を訴えているという。

盛岡市によると、2月29日に市内の教育・保育施設から複数の園児に嘔吐や下痢等の症状があると保健所へ連絡があり、調査した結果、2月26日から3月1日までに、園児19人と職員1人の計20人に嘔吐や下痢等の症状があったことがわかった。

また、別の教育・保育施設から3月4日に複数の園児と職員に嘔吐や下痢等の症状があると保健所へ連絡があり、調査した結果、2月29日から3月5日までに、園児21人と職員3人の計24人に嘔吐や下痢等の症状があったことがわかった。

いずれの施設でも症状のある人は回復または回復に向かっているという。

盛岡市は感染対策として、調理前や食事前には石けんで十分な手洗いを行うことや、嘔吐をした場合は、部屋の換気を十分に行いながら、マスクや使い捨て手袋等を用いて片付け、嘔吐した場所や使用した用具を塩素系漂白剤で消毒することなどを呼びかけている。

岩手めんこいテレビ
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