いまクジラたちが繁殖期を迎え、沖縄近海に集まっています。こうした中で海の生態系に触れながら、CO2の排出量と吸収量を均衡にするカーボンニュートラルの取り組みを体感するツアーが開かれました。

23日那覇市の泊港から出港したのはマリン観光開発のハーモニー号です。海の生態系が吸収するCO2は「ブルーカーボン」と呼ばれ、ハーモニー号では水中観光を楽しみながら、海の生態系によるカーボンニュートラルの働きを見る事ができます。

岸壁から離れ、港湾内のソフトコーラルが集まるエリアでは、大気中よりも海中の方がCO2濃度が下がっていて、ソフトコーラルの働きでよりCO2を吸収できていると考えられています。

「ウワースゲー!」港を出るとクジラたちがお出迎え。参加者たちは沖縄の海が誇る、豊かな生態系を体感しました。繁殖期を迎えたクジラは、4月頃まで沖縄の海域に留まりその姿を見せてくれるという事です。

沖縄テレビ
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