再建が進む首里城正殿では、独特な建築技術の美しさが特徴的な屋根部分の下地を設置する工事が進められています。

二層三階建ての首里城正殿は中国や日本本土に影響を受けた独自の建築技術の工夫が施されています。

屋根の上層部分は扇垂木と呼ばれその先端部分は跳ね上がる形でとりつけられています。

垂木の角度や高さをミリ単位で正確に配置することで首里城正殿独特の美しさを再現します。

▽清水・國場・大米特定建設工事共同企業体 辺士名正樹さん
「扇垂木の配置を適切な位置にミリ単位で配置すること、数値だけでなく実際に見て美しいなと思える配置になるよう気を付けております」

様々な国や地域と交流し文化を取り入れた琉球王国の独自性が正殿の再建作業にも見ることができます。

沖縄テレビ
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