京都府の娯楽施設で水漏れがあり、トイレや廊下が水浸しになったほか、エレベーターなどの設備にも不具合が生じた。原因は、ある場所に詰められていた「トイレットペーパー」。被害に遭った店の責任者は、こうした悪質ないたずらを受けたのは、今回が初めてではないと話す。
まるで“怪奇現象”エレベーターにも不具合
天井からボタボタと流れ落ちる水。カメラが捉えたのは、トイレで起きた激しい水漏れだ。
床はすっかり水浸しになり、廊下にも水があふれていた。モップをかけると、水が波のように動く。
あそびば洛西店 川端崇臣さん：
本当にとてもびっくりしました。雨で言うとザーザーです。
さらに、店内のエレベーターも…。
あそびば洛西店 川端崇臣さん：
こういう感じで変な数字に変わっちゃって。恐怖を感じました。
数字の「9」を反転させたような形や、4階建ての建物なのに「8」が出るなど、階数があり得ない表示になっていた。まるで怪奇現象だ。
現場は、京都府のアミューズメント施設「あそびば洛西店」。20日早朝、突然2階のトイレに異変が起きた。
あそびば洛西店 川端崇臣さん：
最初2階ですごいなと思ってたんですけど、3階はもっと、浅い川のような感じになっていましたね。
トイレットペーパーが「丸々1個」
トイレからと思われる水漏れ。その原因は「トイレットペーパー」だった。
あそびば洛西店 川端崇臣さん：
これがトイレに詰まっていたトイレットペーパーです。
ディレクター：
丸々なんですね。
川端さん：
丸々1個詰まっていました。
トイレットペーパーは丸ごと、ある場所に入っていたという。
川端さん：
これがここ（トイレのタンク）に、こういう形で入っておりました。
ディレクター：
そうすると水が出っぱなしになる？
川端さん：
そうですね。
いったいなぜ、そんなことになったのか。
あそびば洛西店 統括マネージャー 布澤大介さん：
愉快犯なのか、うちの店に何か恨みを抱いてる方がいるのか分からないですが、故意でやっていると思いますね。電気系統も全てやり替えて。エレベーターの不具合も出ているので、数百万円、5～600万円ではきかないのではないだろうかと。
実は、こうした被害に悩まされるのは、今回が初めてのことではないという。
あそびば洛西店 統括マネージャー 布澤大介さん：
私が今覚えてるだけで3回ぐらいでしょうか。この2年ぐらいですかね。
反省していただいて、償っていただけるのなら、償っていただきたい。
店は、警察に被害届を提出した。
（「Mr.サンデー」1月21日放送より）
