13日に発生した、広島県江田島市の山火事の消火活動が続いている。江田島市では過去40年間で最大規模の山火事とみられる。消火するための水源が周りになく、鎮火に時間がかかっているという。
山火事が鎮火せず
山の木々を焼く大きな炎は、じわじわと広がり、山肌を黒く染めていく。
この記事の画像(11枚)13日に発生した、広島県江田島市の山火事。空からは何台ものヘリコプターで、地上からは数十台の消防車が駆けつけ、消火活動が続いた。
しかし、夜に遠くから見ると、炎の勢いが衰えていないのが分かる。
3日目の15日も燃え続ける山火事。江田島市では、過去40年間で最大規模になるとみられる。1995年に起きた大きな火事では、鎮火までに約2日かかった。
水源が周りにない…
なぜ、消火に時間がかかるのだろうか。
江田島市消防本部・山神純一主任は「消火するための水源が周りにない。風の影響を受けやすいところではある。遮るものが少ない」と話した。
消防は、16日中にほぼ消し止めることを目指している。
(「イット!」 1月16日放送より)
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