ロシアのラブロフ外相は、モスクワで北朝鮮の崔善姫外相と会談し、「アメリカと同盟国が朝鮮半島に緊張をもたらしている」と述べた。
ロシアのラブロフ外相は16日、モスクワで北朝鮮の崔善姫外相との会談に臨み、「特別軍事作戦」と称するウクライナ侵攻において、ロシアの立場を支持する北朝鮮に「非常に感謝している」と述べた。
また、緊張が続く朝鮮半島の状況にも言及。「ロシアは平和的解決を望んでいる」と述べ、「北朝鮮に脅威をもたらすアメリカと同盟国の措置は、解決に向けて何も貢献していない」と非難した。
一方、崔善姫外相は、2023年9月の金正恩総書記のロシア訪問は「ロシアとの関係を引き上げ、外部勢力による挑発に対抗するうえで非常に重要だった」とし、「2024年はさまざまなレベルでの交流を強化することが非常に重要だ」と述べた。