アメリカのサンフランシスコで行われているAPEC=アジア太平洋経済協力会議にあわせて、岸田総理大臣は17日、アメリカのバイデン大統領と日米首脳会談を行った。
会談は、岸田首相が、中国の習近平国家主席と会談を行う直前のタイミングで行われ、16日にバイデン大統領が行った米中首脳会談の結果を踏まえ、中国を巡る対応について、日米で連携することで一致した。
また、イスラエル・パレスチナ情勢について岸田首相は、人道的休止を促し、実現したアメリカの外交努力を評価する考えを伝えた。
さらに、ガザ地区の人道状況の改善に向けて連絡していくことで両首脳は一致した。
岸田首相が、中東・ウクライナ・中国、北朝鮮情勢などの諸課題がある中、日米の連携がこれまで以上に重要であるとの姿勢を示したのに対し、バイデン大統領も日米同盟の重要性はこれまでになく高まっていると応じた。