アメリカのサンフランシスコで行われているAPEC=アジア太平洋経済協力会議にあわせて岸田首相と習近平国家主席の日中首脳会談が始まった。
会談冒頭、岸田首相は笑顔で、習主席と握手を行った。これに対し、習主席も笑顔で応じ会談は和やかな雰囲気で始まった。
会談冒頭、岸田首相は「約1年ぶりにお会いできてうれしく思う。今年は、日中平和友好条約締結45年の節目の年に当たる。日中は悠久の歴史と未来を共有する隣国として共存繁栄し地域と国際社会をリードする大国として、世界の平和に貢献していく責任を有する」と述べた。日中首脳会談の開催は、2022年の11月以来1年ぶり。
岸田首相は、福島第一原発の処理水放出に対する日本産海産物の輸入停止を撤廃するよう求める方針だ。
経済が悪化している中国側は投資を呼び込みたいのも本音とみられ、岸田首相の話に習主席がどう応じるか、注目される。
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