空港の到着ロビーで、何かを話しながら歩く日本人の男。その周りを9人の警察官らが取り囲んでいる。

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逮捕されたのは、津原悠馬容疑者(30)。

警察官らに囲まれて、タイの空港を出てくる様子をFNNのカメラが捉えた。

覚醒剤を販売目的で密輸しようとしたか…タイの場合は“死刑”

津原容疑者は、2022年11月、タイから日本に向けて、重さ1kg以上の覚醒剤を、販売目的で密輸しようとした疑いがもたれている。

関係者によると、津原容疑者は、バンコクにある国際宅配便の店舗から日本に荷物を発送していたという。

国際弁護士の清原氏によると、日本とタイでは違法薬物をめぐる刑の重さに大きな違いがあるという。

国際弁護士・清原博氏:
(販売目的の場合)日本だと無期懲役、または3年以上の懲役。タイの場合は死刑ですね。世界的に見ても最高レベルの厳しさです。

タイでは年々、違法薬物の押収量が増えているという。

違法薬物の密輸繰り返したか

津原容疑者は、販売目的での覚醒剤密輸の疑いについて、「手伝ってほしいと言われただけ」と容疑を否認。

しかし、津原容疑者のものとみられるSNSには、「外国の麻薬密輸組織に住所を教えてしまい、警察から事情を聴かれた」という投稿が…。

タイ警察は、津原容疑者が同様の手口で違法薬物の密輸を繰り返していた可能性もあるとみて、捜査している。
(「イット!」11月7日放送より)

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国際取材部
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