若手音楽家の登竜門として知られるジュネーブ国際音楽コンクールの弦楽四重奏部門で、日本人が初めて優勝した。
ジュネーブ国際音楽コンクールの弦楽四重奏部門で29日、バイオリンの加藤ミュラー香耶さんが所属するデンマークの「ノボ・カルテット」が優勝した。
デンマーク人の父と日本人の母をもち、現在、ヨーロッパで音楽活動を行っている加藤さんは、「優勝したという実感ができるまで時間がかかると思うけど、今は非常にうれしいです」と喜んだ。
さらに「(今後は)世界中で演奏したい。みんな日本にいきたい、うどんとかラーメンが大好きなので」と話した加藤さん。
優勝したカルテットには2年間のマネージメントが付き、コンサートツアーの開催などのサポートが与えらる。
コンクールではバイオリンの見渡風雅さんと、ビオラの湯浅江美子さんが所属する「ハナ・カルテット」が2位タイに選ばれた。
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