5日、アメリカ・フロリダ州で、車に乗っている容疑者の男に対して、警察が降りるように命じていたところ、男が警察ヘリに対してレーザーを照射した。

航空機へのレーザー照射は犯罪行為で、男はこの前にも飛行中の航空機やパトカーにレーザーを向けていた。

警察のヘリにもレーザー照射

5日、アメリカ・フロリダ州で、警察のヘリのカメラが、容疑者が乗った車を捉えている。

(Manatee Sheriff)
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容疑者は、車から降りるよう命じる警察官を無視している。

その時、容疑者の方から、緑色のまぶしい光の筋が警察ヘリに向けられた。警察ヘリの乗員は、「レーザー照射でねらわれた」と呟いた。

(Manatee Sheriff)
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その直後、容疑者が窓から何かを投げ捨てた。先ほど使われたレーザーポインターとみられる。

容疑者は、一向に車から出てこない。携帯電話を操作しているようだ。

(Manatee Sheriff)
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その隙に、警察官が距離を詰め、容疑者を車から引きずり出して逮捕した。

レーザー照射をしたのは、35歳の男だ。

航空機へのレーザー照射は犯罪行為

男はこの前にも、飛行中の航空機やパトカーにレーザーを向けていた。

(Manatee Sheriff)
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航空機へのレーザー照射は、ただのいたずらや挑発行為ではすまされない、重大事故につながる犯罪行為だ。

日本では、航空危険罪として懲役3年以上になる可能性があるが、アメリカでは5年以下の懲役か、日本円で約160万円以下の罰金が科せられる。
(「イット!」 10月11日放送より)

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