いわゆる「闇バイト」のSNSでの募集について、「簡単なお仕事日当5~10万円」「運び案件最高300万支払います」などと、直接的な犯罪の言葉を使わない募集の投稿も、9月29日から削除要請の対象となる。
警察庁は、強盗や特殊詐欺、違法薬物の密輸などの実行役をネット上で募る「闇バイト」の投稿について、新たにサイト管理者に削除を要請する対象を拡大する。
直接的な犯罪の言葉の記載がなくても、例えば「簡単なお仕事日当5~10万」「詳しくはDMで問い合わせください」「大阪から他県に運び案件最高300万円支払います」「タタキではないです」「裏バイト」「闇バイト」などと、重要犯罪に発展する危険性があると認められるものが対象になる。
削除要請をめぐっては、「闇バイト」対策として2月から新たに殺人や強盗の依頼や、銃器の製造などが「有害情報」に加わり、6月までに172件が削除対象と判断されている。