東京都でインフルエンザ患者が急増しているとして、統計開始以降、最も早くインフルエンザ流行注意報が出された。

東京都によると、今月17日までの1週間で都内の1医療機関あたりのインフルエンザ患者数が11.37人となり、流行注意報を出す基準の10人を超えたということだ。

都はさらに流行が拡大する可能性もあるとして、統計を開始した1999年以降、最も早くインフルエンザ流行注意報を出した。

今月4日に新たなシーズンに入って以降、都内の学校や福祉施設等で273件の集団感染が報告されており、都はこまめな手洗い、消毒、咳エチケットなど感染防止対策を呼びかけている。

社会部
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