北海道の自転車レースで一般車両との衝突事故があり、男性選手が心肺停止の状態となった。
心肺停止の状態でドクターヘリで病院に搬送
8日午前11時40分頃、北海道上富良野町の道路を使用して開催されていた、自転車レース「ツール・ド・北海道2023」中に、乗用車と20代男性選手が乗った自転車が正面衝突した。
この記事の画像(4枚)事故の衝撃の大きさを物語る乗用車は、フロントガラスが割れて、大きな穴が空いている。
男性選手は、心肺停止の状態でドクターヘリで病院に搬送された。乗用車の60代男性にけがはなかった。
事故を受けてレースは全日程中止に
事故が起きた現場は、自転車側から見て緩やかな右カーブの片側1車線の道路。
警察によると、自転車が前の集団を追い抜こうと、対向車線にはみ出した際に衝突したとみられている。
事故を受けて、「ツール・ド・北海道2023」は、10日までの3日間にわたり開催予定だった全レースの中止を発表した。
(「イット!」 9月8日放送より)